行動分析学TIPS:想いは力、言葉は魔法❤︎

行動分析学を学んでいる、学ぼうとしている方へ何かを発信しようとする試みの一つです(`・∀・´)b

【100冊レビューvol.3】まんがでわかる 伝え方が9割 佐々木圭一

こんにちは!

行動アシストラボ研究員/ツタワリスト(伝え方研究家)の愛里です。

 

今回は100冊レビューの3冊目です。

 


タイトル:まんがでわかる 伝え方が9割

著者:  佐々木圭一

出版社:ダイヤモンド社

出版年:2017/01/26

 

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①著者紹介  佐々木圭一

コピーライター、作詞家

書いても書いても没になり無駄にした紙の枚数は数知れず、ついたあだ名が「最もエコでないコピーライター」。

ストレスから激太りするも、あるとき伝え方には技術があることを発見。以降人生ががらりと変わる。

 


②こんな人におすすめ

読んでいる時間なんかない!でも人に頼み事するにも全くうまくいかなくてなんとかしたい!

という方におすすめ。

 


マンガなのですいすい読めることと、この漫画のストーリーが結構入り込めるものなので、歴史漫画を読むようなイメージではなくスラムダンクを読むようなイメージであっという間に読み切れる。

 


また、途中途中に文章での説明文も入っているが、その内容もほぼすべて漫画内に入っているので、文章をすべて飛ばして漫画だけ読めばものの10分~15分で読了間違いなし。

 

 

 

③この本の概要・特徴

②でも書いた通り、マンガである。

ストーリーが良くできているのでとても入り込めるし、身近なできごとも割と類推しやすいので、

自分ごとに落とし込むのもそんなに時間がかからないのではないだろうか。

 


また、全4章だてだが、そのすべてが「技術」のまとめである。

 


第1章 「イエス」に変える3つのステップ

第2章 「イエス」に変える「7つの切り口」① (最初の3つ)

第3章 「イエス」に変える「7つの切り口」② (残りの4つ)

第4章 「強いコトバ」をつくる技術

 


第4章だけちょっと趣向が違うようだ。

 


第1章~3章までは、対個人。特定の相手に対して何かを依頼したいときに使える、まさにコミュニケーション上の技術の伝授。

 


対して、4章は対複数(不特定多数)に使える、主にコピーライトをつくる際に使える技術を紹介している。

 

 

 

④この本のいう「伝える」とは

「伝える」も練習する必要のある技術である、ということ。

 


私たちは、体を使うものについては”練習”をしてその技術を磨く必要性を知っている。

 


はみがきにしろ、自転車や自動車にしろ、タイピングにしろ、文字を書くにしろ、すべて何度とない練習を積んで技術獲得をしているはずだ。

 


しかし、ことコミュニケーションについてはそうではない。

 


文章の書き方、言葉の使い方、発声の仕方や体の所作など、体系だった方法論を習う機会はほぼないだろう。

 


スポーツや学問については家庭で教えるには限界があるために「習いに行く」という選択肢が頭に浮かぶことも当然だが、

会話、話し方については家庭内でそうそう問題が起こることもないだろう。

それゆえに「伝え方」の技術についてはおろそかになてしまうのだろうか。

 


⑤ピックアップ!

 


   参考文献

 


本書最終頁付近には18冊の参考文献が挙げられている。

ここに挙げられている本の一部を掲載してみよう。

 


『シンプルに考える』 森川亮

『運命をひらく』 本田健

『まや道』 小林麻耶

『半径5メートルの野望 完全版』 はあちゅう

 


などなど。

この本となにが関係あるねん!?

と私は思わず突っ込みを入れた。

 


それだけに逆に気になって仕方がない。

この本1冊できるためにこれらの本のどこがどのように参考にされたのか。

 

 

 

★おまけ コトバで相手をコントロールするという違和感

 


この手の表現に関する技術書を読むと、毎度私の中に浮かぶ違和感がある。

それは、「言葉を使って相手をコントロールしてよいのだろうか?」というものである。

 


昔ほどではないにしろいまだに納得しきれていないところがあるので、この100冊レビューの終わるころにはすべてスッキリした状態になりたいのだが。

 


相手に関する知識と、言葉を駆使して「相手をコントロールする」というイメージがそもそも何か違うんだろうな。

 


例えば、野球で考えてみると、バッターはバッターで相手ピッチャーを分析する。

ピッチャーはピッチャーでバッターを分析する。

ピッチャーは三振か打ち取りたいし、バッターはヒットやホームランを打ちたいからだ。

 


求める結果が「チームの勝ち」にある以上、そのためには相手の分析をふんだんに行い、かなう備えはすべてすべきだろう。

そんなことは当たり前だ。

 


では、それが会話や依頼ごととなると私は違和感を感じるのだろうか。

最終的なメリットの受益者が自分ひとりだと考えているからだろうか。

 


でも、よく考えてみると、自分の伝え方ひとつで、自分もハッピー、相手もハッピー、会社もハッピー、みんなハッピーならそれが一番に決まっている。

うーん。

もう少し自分を向き合ってみることにして今回は筆をおく。